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2016年6月 4日 (土)

地中熱エネルギー、太陽光発電を現場で考えました

 3日、再生可能エネルギーに関する現地調査を行いました。

最初に訪ねたのは岡谷市。市立岡谷病院の地中熱利用システムと家庭用の地中熱利用システムを普及している民間の会社です。

13383854_558696230958404_791847586_  地中熱は、地下10~15メートルの温度が年間を通して15~17℃で安定していることを活用するものです。具体的には、穴を掘って地中に埋めたホースに水や不凍液を流せば15~17℃になるので、夏は冷房、冬は暖房として活用できるというものです。

 市立岡谷病院はこのシステムで病室などのエアコンを600台設置することで、通常のエアコンと比較すると約300世帯相当分の電力、年間1750万円のランニングコストを削減し、二酸化酸素の排出量を440t削減に相当するそうです。最大の課題は多額の初期投資が必要なことでしたが、総額国からの補助金約3億円の国の補助金があったことが導入の決め手となったそうです。

 家庭用のシステムを普及している民間の会社のお話しでは、ランニングコストが石油に比べ半分以下に削減できるそうです。ところが、問題はやはり初期投資。システムに一軒当たり400~500万円かかるそうですが、地中の部分の工事や設備にかかる費用についての補助はありますが、これはモデル的なもので昨年補助金を受けることができたのは長野県内で1件のみ。地上部分に補助があるのは岡谷市、諏訪市、大町市ですが上限が30~50万円で決して十分といえません。
 いずれにせよ、数々のメリットのある地中熱の活用ですが、大きいコストをどうやって削減するか、補助拡充がカギになっているようです。

13324302_728695383938297_1461373237  続いて諏訪市の太陽光発電の予定地を調査。霧ヶ峰に近い188ヘクタールという広大な山林を開発する計画で、クリンソウが群生する湿地もありました。再生可能エネルギーというけれど、かけがえのない貴重な自然を再生不能にする乱開発になりかねません。

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